『科学入門教育WORKS（ワークス）１』

『科学入門教育WORKS（ワークス）』

　『科学入門教育WORKS（ワークス）』，創刊します。

　「WORKS（ワークス）」というのは，「町工場（まちこうば）」という意味です。この『町工場』を使って，〈科学入門教育〉に関する多様な生産物をつくっていきたいと思います。

　じつは日本の最先端の技術開発の多くは，小さな町工場がなければ成り立たたないそうです。地道な職人の仕事が，今までなかった最先端の技術を支えているのです。私たちも，「そんな町工場の職人のような，これからの時代に新しく必要な仕事ができたらなぁ」という思いで名づけました。

　そして，その生産物を多くの人に喜んでいただけるようにするには，研究誌を発行して，〈読者のみなさんからの反応〉や〈生産物のユーザーからのフィードバック〉が目に見えるようにするしくみが不可欠です。そのために，この『科学入門教育WORKS（ワークス）』という道具を使っていきます。

　本誌の特徴は，

　① 子どもから大人までの科学入門教育
　② １７００年代を中心とした，たのしい科学や科学教育で，
　　　知るに値する科学史

という２つの観点から，それに関わる多様なレポートを掲載することにあります。ものをつくり，それを広め，その結果として，〈みんなの笑顔〉が広がっていく……それを実現するには，読者のみなさんの反応，追試レポートがなければはじまりません。ぜひ，お気軽に反応ください。

　メールアドレスは

　　　works@luctin.org

まで。お待ちしております。

　巻頭には，板倉聖宣さんの「科学入門教育とはなにか」ということを再確認できる45年前の講演記録を再編集，引用しながら，整理してみました。

　今号は，その「科学入門教育」の具体例の１つとして，私たちがこの10年間，全国で取り組んでいる「親子孫で〈たのしい仮説実験〉講座」を特集しました。
　　それは本格的な科学入門教育の仮説実験授業を子どもから大人までいっしょに体験できる講座です。その講座のイメージができるように，参加者の反応，実験セット，《親子孫版》の授業書案などのレポート満載です。

　では，どうぞお読みください

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編集：〈科学入門教育〉町工場　
発行：2015/7/18（300部）
　　　A5版　138ページ

型番

NPW01

販売価格

1,760円(税160円)

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