『みんなでフランクリンになろう!』

 「科学者の中で誰が一番好きですか?」と聞かれたら,あなたはどの科学者の名前をあげますか?

 私は,「フランクリン」と答えます。

 上の質問に「ベンジャミン・フランクリン(1706〜1790)」と答える人は,きっとほとんどいないんじゃないでしょうか?

 それどころか,
 「フランクリンって科学者だったの?」なんていう人もいるかもしれません。

 2006年は,フランクリン生誕300年の年でした。
 それをキッカケに「フランクリン研究会」をやろう! ということになりました。
 1泊2日の研究会(2006年8月5日〜6日)で,とてもたのしく充実したものとなりました。

 この冊子には,そこで発表されたレポートの中で,フランクリンがどんな仕事をしたのかがわかる3つを中心にしてまとめました。
 その研究会から2年たってしまいましたが,その間,1700年代の他のことを何回か調べるたびに,「じつは,こんなところにもフランクリンが関係していた!」という発見を,私は何回も体験しました。
 意外なところでフランクリンに何度も「再会」するたびに,
 「もっと多くの人にフランクリンのやった仕事の面白さを伝えたい!」と思わずにはいられませんでした。

 やっと念願かなって,今回,こんな冊子にまとめることができました。
 この冊子を「フランクリンのことなんて,まったく知らない」という方にこそ,ぜひ,読んでいただけたらと思います。
 自分たちの問題意識に従った,いわば偏ったフランクリンの紹介かもしれません。
 でも,だからこそ,全般をまんべんなく紹介したものよりも,ずっととっつきやすく,面白いのではないかなぁと思っています。
 どうぞ,お読みください。(宮地祐司) 『みんなでフランクリンになろう!』(本体1000円+税+送料216円)
販売価格 1,100円(税100円)
購入数


Top