「〈びりりん〉フリップBOOK」

■■■ 注意! ■■■
 このフリップBOOKだけでは,実演することは難しいです。
 〈びりりん〉を体験されたことが一度もない方は,必ず,

  『初等科学史研究MEMO7』(1200円)

 をお買い求めの上,「大道仮説実験〈びりりん〉──フリップとその口上── 」や「大道仮説実験〈びりりん〉の実演修業」のページをお読みになってから実演すると良いと思われます。

 『〈びりりん〉フリップBOOK』だけでは,実演することはいろいろ難しい点が出てきます。

 すでに,〈びりりん〉を体験された方も,『初等科学史研究MEMO7』には,実演するにあたっての,いろいろな情報が満載です。不安なく〈びりりん〉講座がやれると思います。

ーーーーー
 1700年代のヨーロッパやアメリカ植民地では,紳士(ジェントルマン)や淑女(レディ),そして一般の人々を対象にした数10人規模の公開科学実験講座が,喫茶店や自宅,集会場や街頭などで,数多く開かれました。

 さらに,荷馬車に実験道具をつんで,街から街へと旅をしながら,科学実験講座を開く巡回科学実験講師という人も出現しています。人々は高額な参加費を払い,楽しんで,これらの講座に参加したのです。まさに科学は,知的エンターテイメントだったのです。そのような科学実験講座の中で一番人気だったテーマのひとつ静電気実験の内容を復活させたものが大道仮説実験〈びりりん〉です。

 冬にセーターを脱いだり,車から降りたりするときに,ビシッと電気ショックを受けて,ビックリしたことはだれでも経験があるでしょう。「静電気は大キライ!」という人も少なくないと思います。

 その原因となっている静電気の正体は目に見えないので,かえってやたらと恐がったりすることにもなっています。そんな見えない電気の正体を「見えて」くると,きっとたのしくなると思います。このフリップブックは「見えない電気を見る」体験ができる構成となっています。

発行年月日:2002/12/21
発行部数:500 
販売価格 5,500円(税500円)
購入数


Top